(2013.11.16)モチーフサーキット@大阪市北区社会福祉協議会

■ TJWKアカデミアモチーフサーキット
日時2013.11.16
場所大阪市北区社会福祉協議会(大阪市)
ゲスト株式会社リブドゥコーポレーション 三宅浩史・奥藤さえ子さん

毎年この時期は、北区社協さんでモチーフサーキットを開催させていただいています。
今年で3年目。
社協さんに協力していただくことで、とかく同年代ばかりになりがちなTJWKの参加者が、一気にバラエティ豊かになります。
今回も、ECCの学生さんなどの若ーい方から年配の方まで、初心者の方からベテランの方まで、さまざまです。
ニットのいいところは、教え教えられが自然にはじまり、それをきっかけにあちらこちらでコミュニケーションが生まれることですね。

昨年、TJWKのモチーフを使ってグラニーバッグをつくるというワークショップを社協さんで開催したところ、南森町の信用金庫で働く同僚OLさんたちが3人で来てくれはりました。
でも、彼女たちはまったくの初心者。編み棒すら握ったことのない人たちでした。正直、そういう人たちにとってグラニーバッグをつくるというのはなかなかハードルが高いんですが、ワークショップのあともご自宅で編み続け、ついには完成させたとのこと。それはそれでこちらもすごく嬉しかったのですが、その彼女たち3人組が、約1年ぶりに、今回のモチーフサーキットに参加してくれはりました。
どうやらあれ以来ニットはされてなかったようで、もちろん、モチーフの編み方も編み図の見方もわかりません。それでも、前回のワークショップでおもしろさに触れ、今回も参加してくださったのですね。

そういうのを見ていると、いろんな参加の仕方があるんだなあと思います。

今回は、ゲストスピーカーに、株式会社リブドゥコーポレーションの三宅浩史さんと奥藤さえ子さんにお越しいただきました。
紙オムツのリーディングカンパニーだそうで、一般には知られていないけれども、福祉の分野では有名な企業なのだそうです。そちらの有志7人が震災を機にボランティアチームを立ち上げ、「7人の侍」と称して、チームで活動をされています。
会社を説得し、東日本大震災の被災者を支援する活動を、さまざまにされています。
年末の大掃除の時期に社員から古本を集めて、それを売り、「売り上げ+同額を会社から寄付してもらう」の全額を寄付したり、実際に現地にボランティアに行かれたり、さまざまな活動をされています。
会社を巻き込んでいくプロセス、継続していくためのちょっとしたチップなど、理念的なこともさることながら、実践的なことをたくさん話していただき、TJWKをまわしていく僕たちにとっても、とってもタメになるお話をしていただいたのでした。

タイトルとURLをコピーしました