京都を中心に活動するニット・アーティストatricot(アトリコット)のHPです。ニット作品やオリジナル手紡ぎ糸、ニットカフェ、レッスン動画、羊や糸紡ぎなどについて紹介しています。

hitsuji / 羊毛の種類について

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羊毛の種類について


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羊といってもじつはたくさんの種類があります。色もさまざまで、毛が太いものや細いもの、腰があるモノやサラッとしているもの…。糸を紡ぐと羊それぞれの個性が見えて、とてもおもしろいです。ここでは、worksで使用した羊の一部を紹介します。

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メリノ
メリノ
写真は、みなさんが一番聞いたことのある羊、メリノです。ブクブクに太った人を彷彿させるこのダルンダルン具合や、顔以外びっしりと覆われてモコモコの毛は圧巻です。もはやかわいいという域ではありません。貫禄ありすぎ! でも、じつは数ある羊のなかで一番毛が細かく、丈夫でしなやか。なので、ニット製品はもちろん、紳士服などの生地や高級毛布などにと幅広く使われており、全世界の羊毛の45%が、このメリノです。やはり羊の代名詞的存在なのです。

サフォーク
サフォーク
メリノより、もっとかわいげのあるこの羊は、サフォークといいます。真っ黒なお顔から真っ黒な耳が横にぴょこっと出ていて、とてもかわいい羊です。私の作品ではこのサフォークの一種であるフランスを使用しています。サラサラの毛をしているメリノと比べると毛が縮れていて、紡ぐと空気がたくさん入ってとても弾力のある糸になります。なかなかつぶれないので、お布団の中詰めに使用されています。羊たちは、衣服だけではなく、日常品にもたくさん活躍しています。

ロムニー
ロムニー
国内のウールカーペットの約8割は、ロムニーという羊の毛でつくられています。この羊は、紡ぎ、フェルト、ニットなど、なにをしても使いやすいので、手づくりの人のあいだではメリノと並んで有名です。私も例に漏れず、ロムニーにはお世話になっています。染色された原毛はとてもキレイだし、フェルトにもしやすいです。
見た目は羊らしいというか、隣にいたらぐっすり眠れそうな、目が優しい愛らしい羊です。

ジャコブ
ジャコブ
なんだこのいかつい角は! ブチのついた胴体はものすごくかわいいのに…。そんなギャップの王様ジャコブです。正面から撮った顔のどアップ写真は、恐ろしすぎて載せられませんでした。しかし、このジャコブ、なんと1万年前からいるといわれている、羊のなかの羊なのです。糸を紡ぎはじめてから、初めて自分で羊を選んで注文したのが、この羊でした。そのときの初めての触り心地や匂いにすっかり魅せられ、羊ってこんな素敵な素材なんだと感動したのを、今でもはっきりと覚えています。

コリデール
コリデール
私のなかで2007年度からの主役は、このコリデールという羊です。じつは六甲山牧場を初め、日本の牧場でもお目にかかることができる、羊っぽい羊さんです。羊毛も使えて肉も美味しいということで、なんと戦後まもなくの日本では、コリデールを飼っている人がとても多かったとか。私も飼うならコリデールと決めています。牧場に行ったときの写真でもわかるように、子羊が本当にかわいいんです! しかも、コリデールの毛は適度な太さでとても紡ぎやすく、肌にもとても優しいので、ニットに最適です。この羊に魅了されてたくさん作品をつくりました。

チェビオット
チェビオット
スピンハウスポンタさんが発行する羊と紡ぎの情報誌『SPINNUTS』の企画でatricotが挑戦した、英国生まれの羊さんです。この羊さんも独特の風貌ですね!ゴージャスな首周りの毛に顔がちょこんとついていて、まるでエリザベス一世(笑)どこか気高い雰囲気も感じます。ずんぐりむっくりの身体なのにやたら足が細いというところは、atricot似でもあるかも。ムチムチっとした弾力のある毛が特徴で、ニットには最適です。噂によると、「チェビオットにはじまりチェビオットに終わる」というくらい、紡ぐ人々のあいだでは基本中の基本であり、奥の深い羊さんらしいのですが、私ははじめたばかりなので、まだまだ勉強中です。worksのページにチェビオット初挑戦の作品が載っています♪

まとめ
こで紹介している羊はまだほんの一部で、私たちが思っているよりずっと、たくさんの種類の羊がいます。とても弾力があってフワフワのものや、艶があってなめらかなもの、麻みたいにハードな触り心地のものなど、それぞれ個性があります。しかもおなじ種類の羊でも若干違うんですよね。
なので種類だけでは個性をくくれないことも多々あって、実際洗ったり紡いだり、編んだりしてみて、だんだんとその羊の個性を理解できるようになります。まるで人との出会いのようですね。新しい羊が家に来るたび、今回はどんな子が来るのかなぁといつもドキドキワクワクしています。fin.

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